「ユーモアあふれる会話ができたらいいのになぁ。」

そうため息をつく人の方でも以下の項目を習慣にして会話の基本をレッスンしましょう。

ユーモアあふれる会話も会話が成立してこそです。
　

また、会話が成立するためには話題のネタが必要です。

　１．何か趣味を持って幅広い友人を作ること
　２．毎日ニュースに目を通すこと
　３．１か月に５冊以上の本を読むこと（漫画も含む）
　４．会話中に人の話を聞く時は、頷きながら相手の目を見ながら聞くこと
　５．会話中に自分が話す時は、相手の人の喉ぼとけ付近を見ながら話すこと
　

１．何か趣味を持って幅広い友人を作ること

「幅広い友人を作る」と言われても漠然としすぎて困ってしまいますが、趣味を通じてなら世代や立場を超えた交遊関係を結びやすくなります。
趣味の仲間といっても、地元の仲間と趣味のサークルをしていてはいつまでたっても人との交流に幅が出ません。

内輪受けだけすれば良いのであればそれで結構ですが、商談の席や合コンの席など、初対面の人や利害関係のある人が相手でも、活き活きと気の利いたことが言えるようになりたければ、立場の違う人と趣味でだけ繋がっている仲間がいると人づきあいも覚えることが出来ます。

あくまで趣味の仲間なので、利害関係などもややこしくはなりにくい所で話す機会を作るのがお勧めです。
もちろんユーモアのある「会話」ができる人を目指すならＳＮＳ上だけでなく、オフ会などに参加するのは必須です。

２．毎日ニュースに目を通すこと

話題に乏しいとやっぱりユーモアのセンス以前に会話が成立しにくいです。
特にニュースのように「昨晩のあの事故のニュース見た！」と言った会話にすら入れない程ニュースを見ないのは困りものです。せめてニュースサイトの見出し記事位はチェックしましょう。

３．１か月に５冊以上の本を読むこと（漫画を含む）

漫画も一応入れますが、活字（電子出版も含む）も是非挑戦しておいた方がいい分野です。
漫画だとどうしても、会話が出来上がった中で進行するストーリーなので、行間を読むという読み取り方がかなり絵で補われてしまいます。行間を読むのは、会話で言えば言葉の裏にある相手の気持ちを汲むことになります。
高尚なものでなくてもミステリーなどでも、怪奇小説でも良いのです。更に小説プラス、なにか視野を広げるようなものも読むのがお勧めです。例えば、星占いが好きなら関連して天文学の本や星座の元になるギリシャ神話の本を読むなど興味のある分野に関係のある分野だと読みやすいでしょう。
にかくユーモアを発揮するには言葉や知識の引出が多い方が断然良いのです。

この習慣は「ユーモアあふれる会話」以前の「大人な良識ある会話」には必要不可欠な習慣です。今まで読書していなかった人は是非やってみてください。今は青空文庫など良質の本もタダで読めるサイトもあるので利用してみてください。

４．会話中に人の話を聞く時は、頷きながら相手の目を見ながら聞くこと

会話の時には相手の目を見ながら、頷きながら話を聞くことで、相手は「話を聞いてもらっている」という感覚を持てます。
人は自分から話す時に「聞いて貰える」＝「受け入れて貰えている」ように感じます。
少なくとも、「あなたのお話は傾聴しています。」という姿勢はとても大切です。

仮に、どんなに何度も聞いた話でも、「また例の話ですね！」と言いながら傾聴してみて下さい。
何度も話たいことは、その人にとって人に聞いて欲しいという思いが話です。
人の想いを無視してはユーモアも何もあったものではありません。
人を尊重する態度を示せない人が放つ言葉がユーモアある笑いに繋がることはありません。

５．会話中に自分が話す時は、相手の人の喉ぼとけ付近を見ながら話すこと

会話の時に自分が話すときは、あまりマジマジと相手の目を見つめて話さない方がいいでしょう。
あまりマジマジを見つめて話をされると大抵の人は居心地が悪いものです。美人のあなたなら、逆に「気があるかも…」と変な邪推を招いてしまい、ある意味危険です。
基本、顔をそらさない程度に視線を外して話の要所要所で目を合わすというのが、相手も相槌を打ちやすかったり、返答しやすかったりします。
普段の日常会話でこの習慣がついているとかなり便利です。