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アクション映画の定義は観る人や、作り手の人達の個人によってもことなるでしょうが、観る立場になって作品の
主体がアクションとしてとらえた場合、その映画はアクション映画だといえます。
ですが、アクション映画もほかのジャンルと共通して、物語の始めから最後までの段階で主人公と敵の対比が描かれて、クライマックスに最終目標が達成されます。
つまり、どんな映画もそれを盛り上げるドラマが組み立てられています。
そしてアクション映画の中でも様々なジャンルの映画が作られています。
ぴあでは「アクションムービー究極大鑑」というものが出版されています。
ハリウッドでは様々なアクション映画が歴史の中でつくられてきました。
ここでは代表格の俳優数人を代表作とともに紹介していきます。
■1950~1970年代
・ウィリアム・ホールデン(1918~1981)
1950年代のハリウッドを代表する俳優。
代表作に「戦場にかける橋」(1957)等があります。
主演した「ワイルドバンチ」(1 969)はサム・ペキンパー監督の西部劇で、バイオレンスアクションの描写でスローモーションと3600ものカットを用いて新境地を開きました。
・スティーブ・マックイーン(1930~1980)
自ら行うスタントでアクション映画の一時代を築きました。
代表作に「荒野の七人」(1960)「大脱走」(1963)があります。
・ショーン・コネリー(1930~)
007の初代ジェームス・ボンド役です。
■1970年代~現在
・アーノルド・シュワルツネッガー(1947~)
ボディビルダー出身でカリフォルニア知事も務めました。代表作に「ターミネーター」シリーズに出演。
監督はジェームス・キャメロンです。
・シルベスター・スタローン(1946~)
彼の代表作には「ロッキー」や「ランボー」シリーズがあります。
パート2では上記に挙げた「ターミネーター」で監督したジェームス・キャメロンが脚本を手がけました。
「ロッキー」はまだ彼が無名の役者時代に観戦したモハメド・アリ対チャック・ウェプナーの試合に感銘を受けて
書き上げた原稿を自ら映画会社に売り込んだ結果、低予算で製作されたにも関わらず大ヒットとなり、一躍トップスターになりました。
・マッド・デイモン(1970~)
幼馴染と書き上げた「グッドウィル・ハンティング」(1998)では主人公の繊細で頭がいい青年のウィルを演じ、
アカデミー賞にノミネートされました。
2002には「ボーン・アイデンティティ」でそれまでの演技からイメージを払拭させて、アクションスターとなりました。
■日本におけるアクション
先述したスティーブ・マックイーンの代表作「荒野の七人」は、黒澤明監督の「七人の侍」のリメイク作品です。
「七人の侍」の主役を演じた三船敏郎は同作等黒澤作品に数多く出演し、知名度を獲得していき1961年に初の
海外作品(メキシコ)「価値ある男」で主演しました。
これを皮切りに67年「グラン・プリ」68年「太平洋の地獄」と数々と海外映画に出演し黒澤同様「世界のミフネ」と敬称されるようになりました。
沈黙シリーズでお馴染みのスティーブン・セガールは若いころからの日本通としてしられ、多くの武術(合気道七段・剣道。柔道等)に精通し、
それらを駆使した劇中のアクションは俗に「セガール・アクション」と呼ばれています。
またショーン・コネリーに映画のスタントを稽古した際、誤ってコネリーの手首を折ったという逸話もあります。
20世紀に数多くのアクションスターが世界で輩出されるようになった為、作品に含まれるドラマ性とともに、映画の描写やその表現が多様に進化をとげていきました。