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■世界文化遺産平泉、見どころはココ!
日本史の教科書に必ず出てくる中尊寺金色堂をはじめとした、岩手県平泉町にある仏教寺院や浄土庭園などが平泉
の平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-として2011年に世界文化遺産に登録されました。
今回は、中核となる5つのポイントについて見どころをまとめてみました。
<平泉の構成要素は5つある。>
・中尊寺(ちゅうそんじ)
・毛越寺(もうつうじ)
・観自在王院跡(かんじざいおういんあと)
・無量光院跡(むりょうこういんあと)
・金鶏山(きんけいさん)
・中尊寺
中尊寺は、金色堂、金色堂覆堂(旧覆堂)、経堂と3つの国宝および重要文化財、鎮護国家大伽藍一区跡の4つで構成されています。
この中でもやはり見どころは、国宝の金色堂でしょう。
奥州藤原氏4代の霊廟として作られたものであり、浄土思想に基づき金箔の装飾、蒔絵・螺鈿などの意匠・技術の粋を集めて建造されています。
当時の藤原氏の財力を如実に示しています。
・毛越寺
毛越寺の見どころは何と言っても庭園でしょう。
現在は遺構のみとなっている金堂円隆寺の全面に設けられた「大泉が池」を中心とする浄土庭園がほぼ完全な状態で保存されています。
・観自在王院跡
毛越寺の東に接して藤原基衡夫人が建立した寺院の跡です。
大小の阿弥陀堂の南側に堰堤が広がり、背後の金鶏山と一体とした浄土庭園がほぼ完全な形で現存しています。
・無量光院跡
無量無量光院は3代目の秀衡が建立した寺院跡です。
金鶏山を西に配置し、園庭に浮かぶ3つの島には阿弥陀堂などの建物群が配置されています。
宇治の平等院鳳凰堂よりもさらに発展した仏道・庭園の伽藍配置が確認されており、浄土庭園の最も発展した形とされています。
・金鶏山
金鶏山は平泉中央にそびえる標高98.6mの山です。
浄土思想に基づいて設計された寺院群の中核となる山です。山頂には経塚が営まれていました。
今後拡張も予定されている平泉、あなたもぜひ行ってみませんか?