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アメリカでは「ケービング」と呼ばれる洞窟探検レジャーが人気です。
そんな暗闇での恐怖を最大限に引き出したのが「ディセント」だと言えます。
冒頭で主人公のサラに不幸な出来事があり、その憂うつを吹き飛ばすために友人達がレジャーとしてのケービングに誘うことで物語が始まります。
主人公らが全員女性というのも「男性的な物理的解決の不可能性」の象徴とも言え、ホラー感を引き立てています。
そして、ちょっとしたミスが重なり、内部の情報も分からず外部との連絡も途絶えるサバイバル状態になるのです。
そして、さらなる岩盤の落下により、サラ達は最下部まで落とされてしまいます。
そこにいたのは、毛が生えていなくて視覚が退化した地底人でした。
彼らは部外者である主人公達を攻撃してきます。
それに加えて、目的が違う事からの仲間割れのイベントがあります。
地底人と主人公と目的を共にしない同行者との戦いの中、光明がサラには見えたのです。
サラは無事に脱出できたのでした。
そして最後のシーンは、最初に起きた不幸の帳消し、つまり死んだはずの愛する娘との再開でした。
どのようにして再開ができたのかは皆さんが実物を見て確かめて下さい。
少しだけヒントをお伝えします。「サラと娘が落ち合う場所は、洞窟の内部」です。
かつ、「仲間達は、サラを元気づけるためにこのケービングを企画した」のです。
オカルト・サバイバル・人間の恐怖・奇妙な味を含んだディセントはまさに傑作ホラーと言えるでしょう。