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私が数多くプレイして来たホラーゲームの中で、最もオカルトや廃墟感が出ていたのは「SIREN2」でした。
大きく3つ面白さの秘密があるのです。
⇒「主人公達は一般人と自衛官という日本であり得そうな展開」
⇒「実際にある『軍艦島』をモデルとしたマップ」
⇒「アーカイブで感じられる都市伝説・オカルト・ホラー感」
この3つです。では、詳細にその魅力をチェックしていきましょう!
まず、主人公達は一般人と自衛官に大きく分けられます。
武器に64式自動小銃という自衛隊の正式採用武器があるのですが、女性は扱えないなどの制限があり、これにより「火力で圧倒プレイ」ができなくなっています。
つまりは、逃げながら、隠れながら進むという実際にこんな場所に行ったら私もこういう風に行動するのだろうか、と自分の姿を重ね易いのです。
また、目が見えない主人公や、武器が持てない女性などを操作するステージがあるので、リアルさのレベルが格段に高いのです。
次に、「軍艦島(端島)」がモデルとなっているという点です。
発売当時は観光地となっていなかったので、廃墟ファン、都市伝説ファン、オカルトファンには貴重な軍艦島体験をさせてくれるゲームでした。
勿論、実際の軍艦島は建物と工場が多い場所ですので、ゲームでは遊園地、豪華客船、学校などを取り入れ恐怖心を伝え易くしているのです。
つまりは絶海の孤島なので、外部からの支援が得られないという、オーソドックスとしてのサバイバルホラーのゲームであるとも言えます。
最後は、独自のセンスが光る「アーカイブ」の存在です。
アイテムのようにゲーム内部で取れるのですが、使用はできません。ただ閲覧するのみです。
しかし「食べるほど若返る亀ゼリーラーメン」「食べたものは『海に帰りたい』などと言い出して発売停止」など
の文言が実際にある不思議商品や昭和独自商品の雰囲気がたっぷりで、オカルト系ホラー好きには溜まりません。
事実、ファンからの要望が多かったために、実物を作り展示会が開催されたほどのクオリティの高さを誇っているのです。
夏と言えばホラー、ホラーゲームと言えば「SIREN2」。包括的にホラーを愛する人こそ、是非プレイして欲しい作品です。