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三番隊隊長として知られる斎藤一
しかし彼にはほかに暗躍していた分野があった!?その得意分野とは!?
斎藤一の陰に迫ります。
斎藤一は、江戸時代では幕末をにぎわせた、新撰組の三番隊隊長。
そして明治時代では警察官。その2つに共通する分野でも、斎藤一は活躍していた分野がありました。
今回は、そんな斎藤一の得意(?)分野についてご紹介していきます。
・斎藤一の暗躍1
斎藤一は、新撰組の三番隊隊長、副長助勤であると同時に、大事な役割を務めていた時がありました。
それは間者です。間者とは、いまでいうスパイのことです。
斎藤は、伊東甲子太郎が新撰組隊士を引き連れて新撰組を離脱しようとした際、共についていっています。
実はこれ、単に寝返ったのではなく、間者の役割を果たしていたのです。
つまりは潜入捜査に出ていたのですね。これは、警察官もよくやることです。
ちなみに斎藤は、新撰組に戻る際金を盗んで逃げた、とあります。
これは、金に困って新撰組に戻った、と見せるためだったとか。なかなかの策士っぷりですね。
・斎藤一の暗躍2
もう一つ、斎藤一には役目がありました。
それは粛正役とされています。
実際に、当時長州藩のスパイとされていた隊士を斬っています。
御倉伊勢武などですね。
ほかにも、武田観柳斎を斬ったともされていますが、これに関しては意見が分かれています。
(主に斎藤の入隊時期に齟齬があるため)
このように、隊長役のほかにも暗躍していた斎藤一です。
明治になって警察官になったのも、これらの経験が買われていたのかもしれませんね。
メディアでもおおく取り上げられて、華々しくいる斎藤ですが、実は彼は暗躍してあげた経歴の方がすごい
ということを知っていていただけると幸いです。