忍者は人に知られることなく任務を全うするものですがその忍者が戦闘のスキを高めるためにする訓練は
常人では考えられないほどにハードなもので流派によって訓練法は異なります。

忍者とはその名の通り忍ぶ者で人目に触れないように身を隠す技術に長け現代で言うところのスパイのような
役目を担ってきたので、忍者は日々の鍛錬によって常人以上の身体能力を獲得していたと言われていました。

忍びの里そのものがあったかどうかは定かではないのですが、人目につかない場所で
いかなる任務にも備えられるように麻を植えて伸びていく麻を毎日飛び越える訓練を行ったり、
崖を登ったり、脚力の訓練のために長い布を垂らして地面につかないようにして走りこむ事や
崖を素手で登ったり綱を登ったりする他手裏剣や体術の訓練と日々鍛錬しています。

そして身体能力に優れていたのは事実で多数の敵に囲まれた状況でも生還出来る能力を身に付けており、
体術と呼ばれる空手のような素手の格闘術から塀の高さまで軽々と飛び越えるなど人並はずれた身体能力を身に着けています。

そして忍者最大の特徴とされている忍術や忍法と呼ばれるものは火や水を自由に操り、また姿を消すことが出来たといわれています。

そして忍術とは忍者が用いる術で忍術書に書かれている相手と会話中に情報を聞き出すため、また味方に付けるために
心理を突く話術として五車の術を身に着けておりこれは現代の心理を利用した話術にとてもよく当てはまります。

また忍術と言われているものは遁術と称されています。
遁術とは、敵から逃走する際に、敵を足止めする術であり五遁とは火遁、水遁、土遁、木遁、金遁の五つを指し
それらは現代でも漫画などで脚色されて度々作品中に登場しています。