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国の特別名勝・特別天然記念物にも指定されている美観を持つ長野の山岳リゾート「上高地」。
その自然の景色を守るため一年を通してマイカー規制が敷かれ、認可されたバスとタクシーを利用しなければ
その土地には入ることができません。
そんな上高地には、どんな風景が広がっているのでしょうか?
【標高1500メートルのリゾート】
マイカー規制が行われているのにも関わらず、上高地には年間約120万人もの人が訪れます。
その目的は、夏の避暑であったり、秋の紅葉狩りであったり、雪解け後の登山だったりと様々です。
目的は様々でも、上高地はその美しい自然を訪れた人みんなに見せてくれます。
昭和に入ってから注目されるようになった上高地のリゾート地としての歴史は、他の地域と比べて長いものではありません。
しかし、開拓されたのが近代であるからこそ、手つかずの自然を見ることが出来るのです。
【あの文豪も舞台にした上高地のシンボル】
文豪・芥川龍之介が著作「河童」にも出てくる上高地のシンボル的な存在、透明度の高い澄んだブルーの梓川に掛かる「河童橋」。
いつ誰がこの名を付けたのか分からないと言われるその橋の上からは、北アルプスの最高峰・奥穂高を筆頭に、
アルピニストたちの憧れである山々が並ぶ「穂高連峰」を望むことができます。
【鏡のように景色を映す池】
神秘的な美しさで人々を魅了する上高地のもう一つの名所が「大正池」です。
焼岳が大噴火した際、泥流が梓川をせき止めてこの池を作りました。
そのため、元々あった林が水没し、今でも池の中に立ったままの木々があります。
しん、と静まり返った鏡のような水面に映る穂高の美しさを、ぜひ目の当たりにしてみてください。
芸術的ともいえる景色に、きっと胸打たれることでしょう。