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日本の「最新」が集まる東京。
食べ物も文化も技術も、発信の拠点はやはり東京に集約されます。
しかし、新しいものに埋もれがちですが、東京には東京の伝統があります。


そんな両極端のものが共存している空気を色濃く感じさせてくれる土地が、かつての江戸の中心である日本橋や銀座です。

【日本橋、銀座に集まる最新】
都庁があるのは新宿ですが、日本の中心、東京の中心といえば、やはりお江戸日本橋でしょう。
お伊勢参りのスタート地点、日本橋の東海道、今の中央通りを真っ直ぐ行けば、やはり文化の発信地、銀座があります。
これらの地域では高級ブランドの最新モデルや、日本に入ってきたばかりの家電製品などが手に入り、海外に本店のある
スイーツショップのアジア第一号店や、有名シェフ本人が腕を振るうレストランの本店が建ち並んでいます。
最近では再開発が進み、高層ビルがどんどん増え、テナントに「日本初」を謳うショップやレストランが入ることによって、この土地を進化させています。

【伝統ある老舗たち】
そんな最新が集まった日本橋、銀座ですが、江戸時代から続く老舗が多いのも特徴。
日本橋と銀座四丁目に店を構える百貨店の「三越」は江戸時代の1673年から続く老舗の代表格といえるでしょう。
また、銀座三越の向かい、「和光」は明治初期にオープンした百貨店ですが、クラッシックな白い外壁に、
銀座のランドマーク的な存在で、まだまだ銀座が開発途上であったときから、人々に親しまれてきました。

他にも1690年から続いている海苔とお茶の「山本山」、和紙一筋で1653年から続いている「小津和紙」、
家康の時代から日本橋小舟町の店を構える扇子と団扇の専門店「伊場仙」など数多くの老舗が並んでいます。
最新のものと伝統のものが自然と共存している東京の中心は、日本という国の縮図なのかもしれません。

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