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食べるものも見るものも困らないほど、ものが溢れている東京。
次から次へと出てくる新名所や新商品にどれから手を付けていいか迷ってしまいます。
しかし、そういうものに気を取られがちで、昔からある東京のもの、江戸を感じさせるものをチェックし忘れてはいませんか?
【観光の定番、浅草!】
今も昔も参拝客が集まる「浅草寺」。
都内最古の寺院で、江戸時代にはご本尊の観音様を参拝するため、全国から人々が訪れました。
現在では、日本国内だけではなく、アジア、ヨーロッパ、全世界から年間約3000万人の観光客が訪れる
日本でも屈指の観光名所です。
また、浅草には、日本人に古くから愛されている食べ物も色々あります。
浅草発祥という説のあるドジョウを甘辛く煮た「柳川鍋」、日本最初のバーである
「神谷バー」には100年の歴史を持つカクテル「電気ブラン」があります。
「知ってはいるけど口にしたことは無い」という人は多いのでは?
【知っておきたい築地のこと!】
築地、といえば日本最大の卸市場。
テレビや雑誌では築地場外のお店の特集がよく組まれていますが、そもそも築地とはどういう場所かご存知でしょうか?
16世紀半ば、もともと浅草にあった築地本願寺、当時の江戸浅草御坊が火事で焼けてしまい、
佃島の住人たちによって作られた移転先の埋立地が今の築地です。
お寺が建立したことにより、新たな寺院や墓地が増え、寺町の様相になりました。
19世紀末期には外国人移住区に指定され、今はその史跡しか残っていませんが、
20世紀初頭に日本初のアメリカン・ナショナルスクールが開校しました。
江戸時代末期になると海軍の施設がいくつも建てられ、ものものしい雰囲気だったようです。
今の築地からは想像しがたい景色ですね。
築地場外で美味しいお魚を食べるだけではなく、この土地が様々な変遷を経て、
今の風景になっていることを意識しながら歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。