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「天才」と聞いてあなたは誰を想像するでしょうか?
学校のめちゃくちゃ成績の良い友達を想像するかもしれないですし、
世紀の大発見をした偉人を思い浮かべる人もいるでしょう。


もしかすると、自分の憧れているスポーツ選手や芸術家の名前が挙がってくるかもしれません。
「天才」を一言で定義することは難しそうですが、身近にいた天才を紹介しようと思います。

■身近に潜む天才たち

自分の周りにも少なくても一人くらいは天才的な人たちがいるのではないでしょうか。
全く勉強している様子もないのに、常に校内では成績上位者の友達とか、言うことなすこと
全く意味が分からず風変わりだけれども絵を描かせれば飛び抜けて上手な絵を描く人。
そんな「天才肌」とか「天才的能力を持っている」と言われている人たちが、
自分の周りに一人くらいはいると思います。

学生時代、そんな天才的な人が自分の周りにもいました。
中学時代の同級生なんですが、常に成績1位、2位を争っている男の子と女の子がいました。
その二人の学力は他の人を全く寄せ付けないレベルで、男の子は高校1年生の時の模試で
東大A判定出していました。そのまま地元の医学部に行って今はお医者さんです。
女の子の方は京大に進学して今は研究者をしています。
二人ともガリガリ勉強している雰囲気はなかったのですが、集中力と読書量が半端じゃなかったです。

自分がミステリー小説を読んでいたところ、その女の子に面白そうだから
読み終わったら貸してと言われたので、頑張って早く読み終えて貸してあげたんです。
朝登校後に上下2巻のハードカバーをまとめてかしてあげました。
すると、放課後にその女の子が「ありがとう」と言って本を返してくれました。
つまらなかったから読むのやめたのかと思っていたら、「おもしろかった。ありがとう」と言うんです。
流石に嘘だろうと思って内容を聞くと、ちゃんと内容把握してました。

後で聞いた話なんですが、彼女は小さい頃から速読を練習していたらしいです。
とにかく、この2人は一を聞いたら百を知るような尋常ではない思考のスピードでした。
自分はこのとき初めて天才っているんだなぁと感じました。

■天才の特徴
この2人に共通していたことはいくつかあります。

1.集中力がハンパない
2.猛勉強はしていないがコツコツ勉強していた。
3.読書量が多い

1.集中力がハンパない
2人とも集中力が半端じゃありませんでした。
何か作業に没頭すると、周囲のことを全く気がつかない状態になっていました。
そんな時に彼らに話しかけても、完全に無視されます。
無視しているのではなく、本人たちは話しかけられていることに全く気づいていないんです。

2.毎日コツコツと勉強していた。
彼らは自分のペースで毎日コツコツ勉強していました。2人とも塾に通っていなかったです。
わからないことは学校の先生に質問してました。学校の先生も大変だっただろうなぁと思います。
テスト前だから徹夜で勉強とか、そんなこともしていませんでした。
男の子の方は毎日決まった数だけ数学の問題を解いていると言っていたことが印象に残っています。

3.読書量が多い
2人とも本の虫でした。
男の子の方とは比較的仲良くしていたので知っているのですが、何だか難しそうな本ばかり読んでました。
彼曰く人生で使える時間は限られているので、読まなければならない本、読む必要がある本から読まないと、
死ぬ間際に後悔するというようなことを言ってました。
女の子の方は速読が出来るので気になる本は片っ端から読んでいると言っていました。

自分の周りで飛び抜けて出来る人は後にも先にもこの2人だけですが、
皆さんの周りにもこういう天才的な能力をもった人がいると思います。
こういう人たちを観察して、彼らの習慣を真似すれば少しは天才に近づけるのかもしれませんね。

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