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20科目以上もの受験科目!
その立ちはだかる高い壁をますは徹底的知ることが大切!
▪️体力だけでは消防士になれない?
消防士になるにはどうしたらいいのかご存じでしょうか。
懸垂が20回でき、腕立て伏せは100回、シャトルラン100回以上、腹筋100回、1500メートル走は4分台など、
体力自慢であれば消防士になれるのでしょうか。
上記の体力試験の種目は自治体によって変わってきますがおおよそ上記に挙げた種目が行われ、
明記した回数なども達成すべき水準です。
しかし通常体力試験は2次試験です。
どんなに体力自慢でも、その前段階の筆記試験をパスしないと体力試験には進むことができないのです。
▪️まずは20科目以上の出題される科目をしっかり把握するべし!
筆記試験は各自治体が行っている地方公務員試験の区分になり、大卒や高卒などで分かれています。
そして驚くべきことにその教科は20科目以上もあります。
ざっと羅列すると、数的処理に分類になる数的推理、判断推理、資料解釈、空間把握。
文章理解の分類の現代文、英文、古文、漢文。
社会科学の政治、経済、社会、時事問題。人文科学の日本史、世界史、地理、文学芸術、倫理、国語。
そして自然科学の数学、物理、化学、生物、地学があります。
これだけの科目を勉強し6割以上の得点を得ないといけません。
どんなに日本史を勉強しても1問出る否かです。
代わりに世界史が出るかもしれません。
化学と生物も両方出る場合もありますしどちらか1問の場合も、さらにはどちらも出ない場合さえあるのです。
公務員は高倍率で非常にシビアです。まさに1点の勝負なのです。
数学が苦手と言って捨て科目には到底できません。
苦手ならば中学の参考書からやり直して微分積分レベルまで習得しないいけません。
理系、文系などの苦手意識も払拭しなくてはいけません。
基本的には全教科からまんべんなく出題されるからです。
合格者の多くは予備校に通っています。
どんなに勉強をしてもこの膨大な科目数と範囲を独学では行うのは無謀と言えます。
まずはしっかり自治体の出題傾向と公務員試験に特化した対策を講じることが一番重要です。
敵を知らないと戦うことはできません。
もちろんそんな中でも独学で合格している強者はいます。
自分で有用な参考書を選べる力やネットで有益な情報をしっかり取捨選択できる能力は独学者には必須です。
そしてなにより消防士に欠かすことのできないな諦めない不屈の精神が必要になるります。
▪️試験の流れ
午前の筆記試験が終わると、午後に論文試験があるところが多くあります。
稀に別日に設定されているところもあります。
筆記試験でボーダラインを越えていないと論文は読まれず採点されないという自治体が大半です。
論文でも多くの人が落とされるので、たとえ読まれても精度の高い論文でないと
合格を掴み取ることはできないのです。
そしてこの論文試験も含めた一次試験を通ると、二次試験の体力テストを受けることができるのです。
その後、三次、 四次では面接が行われるところがほとんどです。
このように消防士になるためには茨の道を乗り越えていかないといけないのです。
しっかり計画を立て、戦う相手を分析して、さらに熱い想いと不屈の精神を持って挑まないと
消防士にはなれないのです。