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「悪い子はいねがぁ!」「泣ぐ子はいねがぁ!」と声を上げながら、
牙を剥いた恐ろしい鬼のお面を被り、出刃包丁や鉈を持って家々を訪ね歩く姿に、
怯えたことのある人もいるでしょう。


秋田県は日本三大奇祭の一つ「なまはげ柴灯(せど)まつり」など、多くのお祭りがある土地です。

【なまはげってなにをしてるの?】
「なまはげ」は本来、秋田県男鹿市などを中心に、大晦日に行われる行事でした。
大晦日の夜になまはげたちが一軒一軒、その地域の家を訪ね、
「悪い子はいねがぁ!」「泣ぐ子はいねがぁ!」と言いながら暴れ、
家族がその一年の悪事を反省し、なまはげたちを酒などでもてなすと、
彼らは去っていき、その家には「吉」舞い込んでくると言われています。

現在、男鹿市にある真山神社では、そのなまはげの風習と神事の「柴灯祭」を融合させた
「なまはげ柴灯まつり」が毎年、2月に3日間行われています。
雪景色の中、なまはげたちが炎と共に太鼓を打ち鳴らしながら乱舞する姿は、大変見応えがあります。

【東北三大祭りを体験しよう!】
青森の「ねぶた祭り」、宮城の「仙台七夕まつり」に肩を並べる、東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」は、
毎年8月に催され、4日間で約140万人の人が訪れる秋田最大級のお祭りです。
竹の竿に46個の提灯を灯し、肩や腰にそれを乗せて
パフォーマンスをするこのお祭りは、260年前から続いています。
「大若」と呼ばれる長さ12メートル、重さ50キロのものを筆頭に、
長短約260本の竿燈が祭囃子と共に進んで行く様子はまさに圧巻です。
また、このお祭りの期間中は、特別ブースが設けられ、5メートルと7メートルの竿燈
「幼若」「小若」を体験することができます。
短くても重さは5~15キロほど。迫力のパフォーマンスを
より肌で感じるために、体験してみるのもおすすめです。

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