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簡単に手に入る鍋と石だけでOK!
凝縮された甘さ・冷めてもしっとり。
じっくり時間をかけて丁寧に焼きましょう。作る価値あり!です。
子どもの頃、我が家のおやつは手作りと決まっていて、毎日母や曽祖母が何かしら作っていました。
母や曽祖母が見る見る間に作り上げるおやつにうっとりみとれたものです。
ドーナツや蒸しパン、丸ボーロなどが私たちきょうだいの大好きなおやつで、
「今日は何だろう」と毎日楽しみで走って帰っていたのです。
そんな私たちに、ある日父が言いました。「今度の日曜日はお父さんと焼き芋を作ろう。」
石焼き芋屋さんの甘い、あの味と香りを思うとうれしくてうれしくて大騒ぎです。
それから毎日のように浜に石を拾いに行きました。
そして待ちに待った日曜日、父と念願の石焼き芋を焼いたのです。
ほっくりした焼き芋をフウフウ言いながら食べるのは、自分も一緒に作ったからでしょうか、
いつものおやつとはまた違った新鮮さがありました。
キッチンは子どもにとって、一番身近な、そして楽しい実験の場でもあります。
あのカチカチのさつまいもがホックホックの甘い焼き芋に変身するのです。
石焼き芋は、焼けた石でゆっくり加熱されることで甘くほっくりした焼き芋ができあがります。
最近はしっとり、ねっとりした甘いさつまいもも出て、新しい食感の焼き芋が楽しめるようになりました。
ご自宅で家族一緒に焼き芋を作ってみませんか?楽しいですよ。
【準備するもの(4人分)】
【さつまいも】
中4本 皮にも栄養がありますので、皮ごと食べられるよう、よく洗っておきましょう。
焼き芋に向いている芋は肉質が粘質系のものです。
例えば、「安納芋」「紅はるか」などはもっちり、しっとりして蜜のような甘さが特徴です。
【鍋】
無水鍋がいいのですが、なければ厚手の鍋を使いましょう。
薄い鍋は空だきすると穴があいてしまいます。中華鍋などもお勧めです。
【石】
最近は焼き芋用の石が売られていますが、園芸用の玉砂利でも構いません。
つやのあるものはワックスが塗られている場合がありますので、よく洗って煮沸しておきましょう。
近くに海がある方は、浜のまさご石もお勧めです。
庭に落ちている石でも大丈夫です。
鍋底に敷き詰めるには鍋の大きさにもよりますが、2~4㎏くらい必要です。
ただ、石によっては、焼いているときにはぜたり、芋にくっついたりしますので、やけどに注意しましょう。
【アルミホイル】
芋から出る汁が鍋底で焦げるので、あらかじめ底に敷いておくと後片付けが楽です。
皮が直接石に触れるのが気になる方は、石の上にも敷いてください。
【軍手かトング】さつまいもを返すのに使います。
【作り方】
1.鍋底にアルミホイルを敷きます。その上に洗って乾燥させた石を4㎝くらいの高さに敷き詰めます。
2.鍋を火にかけ、しばらく(10~15分)鍋と石を温めます。
3.石が焼けて熱くなったら、きれいに洗ったさつまいもを、間隔をあけて並べ、ふたをして、中火で焼きます。
4.さつまいもを時々ひっくり返して、まんべんなく熱が通るようにします。
5.50~60分で甘く香ばしいいいにおいがしてきたら、焼き上がりです。
竹串で刺して、中までスーッと通れば出来上がりです。
*さつまいもの大きさによってもっと時間がかかる場合がありますので、必ず焼き上がりを確認してください。
*空だき防止装置がついているガスコンロでは火が消えることがあります。
その場合は卓上カセットコンロを使ってみてはいかがでしょうか。