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国家公務員は、国のために働く人=非常に幅が広く試験から採用までがややこしいのです。
そんな「国家公務員の道のり」を説明します。


☆一般職、総合職、専門職
国家公務員には大きく分けてこの3つがあります。
総合職が昔の国家Ⅰ種(大卒程度、中央省庁勤務の官僚)、
一般職が国家Ⅱ種(大卒程度、本省、地方勤務)Ⅲ種(高卒程度)
専門職はここでは省略します。

以下、一般職(旧国家Ⅱ種)を例にとって説明しましょう。
一般職の試験の上限年齢は「30歳未満」つまり20代なら資格があります。

一般職といっても、行政他10以上のカテゴリーがあります。
行政は「事務官」その他は「技官」と呼ばれる仕事です。

事務官のケースで説明しましょう。
試験は各地方ブロックで行われます。居住地ではなく希望勤務地で選びます。
本省勤務希望なら「関東、甲信越ブロック」ですね。
ただし、関東以外のエリアで試験を受けたら、本省に勤務出来ないわけではありません。

試験は1次試験(筆記)と面接の2次試験があります。2次試験の受験は面接ですが、
その前に官庁訪問があります。2次試験への準備のようなものです。
2次試験に合格すると「国家公務員の資格」が取得できます。
実はこの段階では、「資格保持者」というだけで、すぐ国家公務員になれるわけではないのです。

希望省庁の採用面接を受けます。
「採用」が決まると、晴れて国家公務員になります。

今回は行政職(事務官)になる流れを説明しましたが、
国家公務員の職種の幅はとても広い上、チャレンジ出来る年齢が比較的高いのです。
20代の人は、職種をとことん調べ、自分のやりたいことを国家公務員として実現すると言う選択肢があるのです。

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