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ノロウィルスに寄る嘔吐や下痢の症状は平均で1~2日で治まります。
しかし、通常症状が治まってから1~2週間は小腸に生き続けていると言われています。
つまり、症状が治まって回復しても、排便によりウィルスは体外に排出されるのです。


しかし、症状が治まって小腸の中のウィルスがいなくなってしまうまで、
1~2週間も仕事を休むわけにはいかないと思います。
ましてや、病院で便中のウィルスを調べてもらうわけにもいかないので、
いつウィルスがいなくなったかは、はっきりしません。

ここで、どうして患者さんから他の方にノロウィルスが感染するか(二次感染)について考えてみましょう。

通常、二次感染はウィルスを含む嘔吐物や便からの汚染です。
回復した後は、嘔吐することはないので、嘔吐物からの二次感染は考えられません。
また、便ですが、下痢がひどくなければ飛散する事もなく、飛沫感染は考えにくいと思います。
排便後に手洗いをしっかりすれば、仮に手にウィルスが着いたとしても問題はないと思います。
つまり、症状が治まれば他の方への二次感染の可能性はかなり低くなると思われると言う事です。
ただし、脱水等で体力を奪われている事もありますので、
職場復帰は、おかかりになった病院の担当医にお尋ねになられるのが一番だと思います。

最後に、ノロウィルスの感染はあくまでも嘔吐物や便中に排泄されたウィルスによるものなので、
唾液や汗、皮膚の接触によって感染する事はありません。
同僚の方がノロウィルスに感染した後、仕事に復帰しても心配しないで下さい。

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