NPOの活動を支えているのは、会員からの会費や支持者からの寄付金です。

でもそれだけでは活動資金がどうしても不足してしまう、それは多くのNPO法人が抱える悩みです。

そんなNPOの強い味方が助成金と補助金なのです。

ここでは助成金と補助金についてのクエスチョンにお答えします。

■助成金と補助金の違いとは
ざっくり分類しますと、助成金は主に民間の団体・企業が、助成対象に沿った活動をしているNPOに対して給付するもので、補助金は主に国や地方自治体が、NPOが行う特定の事業に対しての支援という形で提供するものです。助成金も補助金も、対象の活動・NPO共に応募案件によって異なります。

■どうやったらもらえる？
まず、助成金・補助金共にNPOの活動が応募条件に合致していることが大切です。そして、申請書をしっかり書き上げることは大変重要です。近年では助成金・補助金共に、募集枠に対して相当な応募倍率を覚悟しなくてはなりません。どんなに資金援助を受ける価値があるすばらしい活動であっても、それを具体的に示すことができなければ採択には至らないのです。

■助成金や補助金の情報はどこで得られるの？
これは実に様々です。小さい規模の助成金情報になりますと、それこそ「口コミ」という場合もあります。最近ではインターネットのNPOポータルサイトでも助成情報を得ることが可能です。また、「財団法人助成財団センター」の資料室では、民間助成団体の情報が閲覧可能となっています。
いかがでしたか。助成金や補助金を上手に利用して活動を推進していく、これがNPOの理想型といえますね。