育児休業給付金の支給金額の

お話をしたいと思います。

たぶん一番気になる支給金額。

平成２６年４月１日以降に開始する育児休業については、育児休業を開始してから
１８０日目までは支給金額が休業開始前の賃金の６７％に変更になってます。
今までは５０％です。

また、平成２６年３月３１日までに開始された育児休業はそのまますべて５０％です。
計算方法例は６７％で計算してみますね。

例）
休業開始時賃金日額×３０日×０．６７＝１ヶ月の支給金額
実際は２ヶ月分一緒に振込みをされるので、
１ヶ月の支給金額×２となります。

休業開始時賃金日額とは・・育児休業開始前の６ヶ月の賃金を１８０で割った金額

毎月２０万の給料として
２０万×６＝１２０万
１２０万÷１８０＝６，６６６円・・・休業開始時賃金日額
６，６６６×３０×０．６７＝１３３，９８６・・・１ヶ月の支給金額
１３３，９８６×２＝２６７，９７３・・・２ヶ月分振込み金額

育児休業の開始から６ヶ月経過後は５０％になりますので、
２ヶ月分の振込み金額は１９９，９８０円になります。
あくまでも計算例ですので計算の参考にして下さい。

※上限など※
賃金日額×３０日の金額が４２６，０００円を超える場合は
この金額が上限になりますので、
１ヶ月の上限は２８５，４２０円となります。

又、賃金月額が６９，０００円より下の場合は６９．０００円となります。
給料が歩合などで変動する場合は会社側が提出した書類、休業開始時賃金月額証明書（票）で休業開始時賃金日額が決定しますが、
給料が毎月ほぼ同じ場合は　２ヶ月の１度の振込み額は給料１ヶ月分＋αとなると
考えていたらいいと思います。