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阿波踊り。それは徳島県で開催される真夏の夜のカーニバル。

全国各地の老若男女がこぞってこの阿波踊りを見るために徳島に上陸し、魅惑の踊りに酔いしれます。

この記事では、人々を魅了する阿波踊りの魅力についてご紹介します。
 


開催時期ですが、お盆期間中の4日間です。
踊り子はこのたった4日間のために1年間練習に励みます。
1年間の練習で培った技術を駆使し、そして1年間の思いを込めて演技するからこそ、
人々を魅了するエネルギーが生まれているのだと思います。
 
「観客に美しい踊りと思ってもらうためには、苦しみを顔に出してはいけないよ」
これは私に阿波踊りを教えてくれた先生の言葉です。
 
阿波踊りは一見体力を使ってないように見えますが、実はとてもハードな躍りです。
筆者も演舞場で躍った経験がありますが、躍り終えた後は汗だくで疲労困憊になります。
ですが一流の踊り子達は辛い顔をせず、一糸乱れぬ踊りを繰り広げます。
湖を優雅に泳ぐ白鳥を誰しも美しいと思うでしょうが、水面下では目まぐるしく足を動かしています。

それと同じで、阿波踊りも見えない部分で努力しているからこそ、見える部分がより美しく見えているのです。
 
『躍る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら躍りゃなそんそん』
これは有名な阿波踊りの歌ですが、まさにその通りだと思います。
見るだけで十分美しいのですが、やはり自らも躍ってこその阿波踊りです。
 
経験がなくてもかまいません。下手くそでもかまいません。
見よう見まねで手足を動かし、見知らぬ人達と一緒に踊りを踊る。
笑顔で踊る。阿呆のように笑って楽しんで一緒に踊る。
 
それが阿波踊りの醍醐味であり最大の魅力でもあるのだと思います。
さぁ、皆さんも躍る阿呆になりましょう。

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