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子供にまつわる給付金、児童手当、こども手当、育児給付金、児童扶養手当など、いろいろな名称がありますね。
「子供がいる家っていいな~!!」・・・などと思う前に、子供がいる家庭でもらえるお金を整理してみましょう。
まず児童手当とこども手当は、同じものです。
政権交代のせいで名称、金額が変化しましたが、現在は「児童手当」です。
金額は3歳未満;15000円
3歳以上、中学生未満、10000円(第3子以降は、15000円)
中学生~15歳になって始めの年度末まで、10000円
所得制限を超えると、一律5000円(所得制限は、人により条件が違ってきます。)
が基本です。児童手当は育児絡みのお金には珍しく、国の統一ルールになっているのです。
実は育児負担にかかるお金の収支は、住んでいる場所に大きく左右されるのです。
「こどもを育てやすいまち」というキャッチフレーズは、フィーリングではないのです。
さて、では他の給付金も見て見ましょう。
☆育児給付金;育児休養中に給料の半額が勤務先からもらえます(雇用保険加入者のみ)~最長1歳半まで。
☆児童扶養手当;一人親家庭に支給される給付金(9680円~41020円=2人目以降は加算)~18歳の年度末まで。
金額は、所得により変動(所得制限あり)また支給開始5年を過ぎると減額されます。
☆特別児童扶養手当;障がい児にされる給付金
1級;50050円、2級;33330円~20歳未満まで(所得制限あり)
というところが、主なものです。
これらに加え、会社や自治体がお祝い金を出す制度もあります。
行政からの給付金は重複受給できません。児童手当だけは、条件を満たす家庭すべてに配られます。
名称が多いだけで、いろいろもらえるわけではないのですね。
本当にいろいろもらえていれば、少子化ではないと思われます。