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pm2.5の発生は、自然事象による発生と人間社会の産業発展の過程で発生するものが有ります。
・自然現象で発生する原因
・人間社会生活から発生する原因と問題点
■自然事象の中で発生するのは
土壌からの発生(土壌粒子)・海水の蒸発による(海水粒子)・火山の噴火による(火山岩・火山灰・噴火ガス等)
・野焼きの灰・煙などがあります。
■人間社会生活から発生するのは
・日常家庭生活から出るもの。・ごみの焼却や工場の生産活動から出るばい煙など。・金属や石の加工から出る粉じんなど。・石油系工場や溶剤や塗料の使用時に発生する蒸発。・自動車や船舶・飛行機から出す排ガス等があります。
人間社会から発生するものは、一次生成粒子と二次生成粒子に分けられています。
一次発生粒子はそのままの姿でpm2.5になって行きますが、
二次発生粒子はガス状物質が空気中で光やオゾンと化学反応を起こしてpm2.5になります。
二次発生したpm2.5の中に含まれる物質には有害成分が多いです。
■人間社会生活から発生する問題には
国によって違う生活様式からもpm2.5の発生につながっています。家庭での薪の使用や車の増加(規制の無い燃料)や工場の生産方法の格差などがあります。
先進国では、WHO指針値に近づける努力の為に基準値が決められていますが、途上国では基準値が先進国の2~3倍だったり、規制が無かったりしている所が有ります。
pm2.5の特徴である、拡散しにくい事や空気中を数週間浮遊出来る事から高濃度pm2.5が越境大気汚染として日本を含む地球上を回っていることが大きな問題となっています。