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今年に入って飛び込んできた「pm2.5」のニュースは、昼間だというのにスモッグに煙った薄暗い北京の街を、

ライトを点けた車がゆっくりと走り去る…衝撃的な報道でした。

私はスギ花粉飛散のニュースに関心を持っていましたので余計に不安になりましたのでpm2.5を知ろうと思いました。


■PM2.5はどれ位の大きさなの
pm2.5は微粒子物質と呼ばれていて、空気中を浮遊している粒子状の物質で粒子径が2.5㎛以下の細かい粒子です。pm2.5より大きいPM10(浮遊粒子状物質)や超微粒子のPM0.1等が有ります。

pm2.5の大きさは、髪の毛1本の太さからすると1/30位の小さな物質です。スギ花粉は30~40㎛でスギ花粉と比べてもかなり小さな物質です。
pm2.5の形や径は含まれる物質によって変化していきます。

■PM2.5は如何して出来るの
日常生活(お料理・お風呂・ストーブを点ける・喫煙等)からも出ますし、工場から出るばい煙・粉じんや車、船、飛行機等の燃料消費からも出ます。特に、ディーゼル車から出る排ガスに含まれているpm2.5は身体への影響が大きいのではないかとの説も有ります。

■PM2.5の成分は
燃焼から出る炭素に含まれるものや金属成分は直接に粒子となって空気中に飛び出します。硫酸・硝酸イオン類やその他の物質の仲間でガス状物質となって飛び出し、空気中で化学変化により粒子状になるそうです。

■PM2.5がニュースになるのは
Pm2.5は拡散しにくく、空気中で数週間浮遊する事が出来る(約1週間で地球を回る事が出来るそうです。)ことから高濃度汚染が越境大気汚染となって地球上に広がって行く恐れが有ります。
また、pm2.5が非常に細かい粒子なので、人間の自然呼吸から肺の奥まで入り込み粘膜に沈着することです。
pm2.5の粒子には、人体に有害な成分が多くそれが吸着してしまいます。特に喘息など、呼吸器・循環器系の弱い方や子ども・老齢の方に影響が出やすくリスクが高くなるようです。

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