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最近、さまざまな場所でイノベーションという言葉をよく耳にするようになりました。
IT産業を筆頭に、製造業やサービス産業、農業までイノベーションが求められていると言われています。
日本ではイノベーションをよく、「技術革新」と訳されます。
技術革新と聞きますと最新の技術が社会や市場に登場し、その効果で社会の習慣や市場の需要が劇的に変化することだと考えてしまう人もいるかもしれません。
間違えではないのですが、最新の技術だけがイノベーションを起こすわけではありません。
■イノベーションとは
新しい技術や斬新なアイデアを活用し、今まで価値の低かったものの価値を上げたり新しい価値を創造することです。
以上の広義を基に考えると、さまざまなことがイノベーションであることに気がつくかもしれません。
日本の歴史から考えてみると、戦後の高度経済成長期に生まれた小型車やラジオ、それらの製造を支えたトヨタ式などは今から考えると立派なイノベーションです。
また、最近は廃れてしまったケータイ電話や街中にたくさんあるコンビニなども大きなイノベーションを起こしています。
このように私たちの社会や市場、生活に大きな価値の変化(パラダイムシフトともいいます)を起こした事象はすべてイノベーションと言っても過言ではありません。
では、なぜ大きな価値の変化を起こすことが企業にとって有益なことなのでしょうか。
簡単に答えると新しい市場を自ら生み出すことができ、一定程度の間だけですが市場を独占できるからです。