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転職活動時の自己PRで大切なことは職歴が伝わる内容にすること。でももっと肝心なポイントがあるのです。
新卒学生の就職活動と違い、職歴の有る転職組においては自己PRで
過去の職歴で身に付いたことや実績・成果などを伝える必要があります。


何故なら転職組には即戦力としての活躍が求められているからです。
職歴を振り返っていろいろネタを探す作業から始めなければなりませんが、
ここで肝心なのはどのネタをアピール材料として使うかという判断です。

私も転職の経験があります。最初の転職は営業職から営業職への転職でした。
この場合、自己PRに使うネタとしてはやはり営業成績が中心になりますので、
売上実績や新規開拓実績などの数値を整理していたのですが、
ふと考えてみると転職先はそれまでと全く違う業界であることに気付きました。

そうなると例えば年間の売上金額を述べてもそれがどれくらいのレベルなのかが分からないのでは、と思うようになりました。
同様に新規開拓についても取引形態が個人か法人かでは営業手法が全く異なります。
これでは前職の営業実績をそのまま伝えてもあまり効果が無いだろうと判断しました。

そこで選んだのが「クレームから新規契約に繋げた実績」でした。
クレームはどの業界でも営業をしていれば直面する問題です。
前職でも仕事柄多くのクレームを受けましたが、処理方法を工夫することでそこから新規契約に繋げた実績が数件あり、
この事例を伝えた方が評価が高いのではと判断し、面接でもそのようにアピールして、結果採用に至りました。

つまり転職時の自己PRでは、転職先に評価してもらえそうなネタを選んで
アピールすることが重要なポイントになるということです。

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