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春夏秋冬でその時その時、一番人気の観光地が変わっていく日本の風土。
春には東北の桜、夏には沖縄、秋は京都の紅葉、冬は北海道…。
そんな季節の風景を一つの場所でぎゅっと見ることができるのが、鎌倉です。


【春、桜の季節】
春の桜と言えば、角館や仙台、京都なども有名ですが、鎌倉の桜も負けてはいません。
鎌倉の中心「鶴岡八幡宮」へと伸びる参道「若宮大路」には、「段葛」と呼ばれる石を積み上げられた歩道があります。
鎌倉幕府を開いた源頼朝が、妻・政子の安産祈願に作らせたというこの道には、
桜の木が植樹され、春にはなると見事なピンク色の桜並木になります。
桜が終わる頃には、その下に植えられたツツジが濃淡様々なピンク、赤、白の花を咲かせ、人々の目を楽しませます。

【夏、海の季節】
茅ケ崎サザンビーチ、鵠沼海岸、逗子海岸など、神奈川には有名な海水浴場がありますが、
鎌倉の海岸線の人気は、その中でも群を抜いていることでしょう。
サーファーの集まる稲村ヶ崎や七里ヶ浜、海の家が建ち並ぶ由比ヶ浜、材木座海岸からは、
晴れていると伊豆半、大島、房総半島まで見渡すことが出来ます。

【秋、紅葉の季節】
鎌倉で紅葉を楽しむのはとても簡単です。
三方を山に囲まれている鎌倉は、シーズンになると個人のお家が植えている木々から、
神社仏閣、山の木々まですべてが美しい赤や黄色に染まります。
その中でも特に有名な景勝地が、別名「紅葉寺」と呼ばれる「瑞泉寺」。
お寺の境内だけではなく、そこに辿り着くまでの道のりが見事なモミジの参道で、カメラを構える人を多く見かけます。

【冬、お参りの季節】
鎌倉は雪があまり降るところではありません。
たまに降ると幻想的な景色を見せ、地元民でも目を奪われます。
冬の鎌倉の名所といえば、神社仏閣。大晦日の前には一年間のお礼参り、年が明けてからは初詣。
年末年始の鎌倉の混雑はすごいものです。しかし、夏とは違う活気があり、
その風物詩のような街の風景を体験するのも、面白いと思います。
また、痛いほどに冷たく澄んだ空気の中、浜辺で見る初日の出も、毎年多くの人が訪れています。

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