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海岸から鶴岡八幡宮まで真っ直ぐ伸びる鎌倉のメインストリートとも言える若宮大路。
その若宮大路のちょうど半分くらいの地点に「下馬四つ角」という交差点があります。
ここは鎌倉幕府があった際に「将軍に謁見するものは全員ここで馬を下りなければならない」と決まっていた場所。
そのため、「下馬四つ角」と名づけられました。
【海と山の境にあるお寺】
その下馬四つ角を西側に曲がると、由比ヶ浜商店街、長谷商店街があり、15分ほど歩くと道がT字路になります。
突きあたりが水子供養で有名な「長谷寺」、左へ行くと海岸線に出ますが、
その手前には「力餅」で有名な和菓子屋「力餅家」があります。
そして、右側、山の方へ行くとあるのが、鎌倉のシンボル的存在である「大仏」が鎮座している古刹「高徳院」。
【謎の多い仏さま】
海外の観光客も数多く訪れる高徳院大仏殿ですが、その始まりに関する資料は乏しく、
おそらく約750年前に大仏さまは作り始められたと言われており、謎の多い出自から、
過去に何度も像自体の成分を調べるなどしてどのような時代にどのような職人が関わり作られたか調査されています。
大仏さま、と言っていますが、正しくは「阿弥陀如来」像で、「結跏趺坐(けっかふざ)」と呼ばれる座り方に、
手は「上品上生印(じょうぼんじょうしょういん)」という形に組まれており、その大きさは、11メートル以上。
胎内は空洞で、拝観料を納めると中に入ることが出来ます。
山を背景にじっと座り、鎌倉の街を見守る大仏さま。
紅葉の季節には赤や黄色の山に、その青銅色が映え、美しい景色を見ることが出来ます。