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誰もが心待ちにしているボーナスですが、
年齢や役職、在社年数などによって
金額に差があることは皆が理解しています。
でも、入社したばかりで仕事の実績が殆どない新入社員や、
正社員とは違う雇用形態の契約社員などは、同じようにボーナスを貰えるのでしょうか?
近年増加している非正規の従業員に対するボーナスの有無と、皆のボーナスの使い道などを調べてみました。
■新入社員にもボーナスが支給される企業は多い
まず、入社して日が浅い新入社員へのボーナス支給の有無についてですが、
正社員雇用であれば新入社員でも支給されるという会社が多いようです。
但し、4月に入社してすぐに夏のボーナスが支給される場合、
仕事の実績が無い新人に対しては査定そのものは殆ど為されず、
金額も5~10万円程度の金額が多く、寸志程度の支給という会社も少なくありません。
殆ど実績も無いのに10万円も貰えるのは非常にありがたい限りですが、
やはり会社側とすれば、新人の今後に対する期待料とでも言ったところでしょうか。
■契約社員は、あくまでも契約内容次第
では、正社員以外の契約社員についてはどうでしょうか。
これはハッキリ言って「支給されるかされないかは、それぞれの契約内容による」ということになります。
契約内容にボーナスなど一時金の支給の有無が明示されていれば支給対象になりますが、
それでも正社員よりは少ない金額に留まることがほとんどです。
契約にボーナスに関する内容が無い場合でも、会社の業績が良ければ寸志が支給されている例も多いので、
この点については勤め先の慣例に従うことになるでしょう。
■「貯金」や「ローン返済」など、定番の使い道が多い?
例え寸志程度でも、ボーナスを貰って悪い気がする人はいません。
それでは、皆はボーナスを一体どのように使っているのでしょうか。
その使い道を調べてみると、圧倒的に多いのは、やはり「貯金する」という意見です。
まだまだ先の読めない時代、少しでも将来のために蓄えておく方が何かと安心、ということでしょう。
次に多いのが「ローンの返済に充てる」という意見です。
マイカーのローンや住宅ローンなど、何かしらのローンを抱えている人が多いという現状を表わしています。
この辺りは定番の意見ですが、若い人を中心に多いのが「最新のスマホに買い替える」という意見です。
今やスマホやタブレットなどのIT機器は、若者にとってコミュニケーションのためにも
重要なツールとなっているので、ある意味頷ける意見でもあります。
また、中には「寸志程度の金額ならギャンブルの資金にして、一攫千金を狙う」という豪快な意見もあります。
せっかくのボーナスなので有意義に使いたいものですが、「有意義に使う」という定義自体、
人それぞれ、と言ったところでしょう。