年末調整という言葉を聞いたことがありますか?
お勤めの方は毎年関係してくるものですから、名前だけは耳にしたことがあるという方が多いと思います。
お勤め先の会社で手続きが可能ですが、その際にいくつかの必要書類を揃える必要があります。

毎年準備しているはずでも忘れてしまっている場合がありますので、改めて必要書類からご説明させて頂きます。

◆年末調整の必要書類

①給与所得者の扶養控除等の（異動）申告書

　年末調整を行う本人が扶養している家族の人数を申告します。
　扶養している家族人数で源泉徴収額が変わってきます。
　子供が生まれたなど家族人数に変化があった場合に記入します。
　

③給与所得者の保険料控除及び配偶者特別控除の申告書
　
　その年の年末調整で控除したい、加入している保険の保険料について申告します。
　給料から天引きされる以外の、社会保険料、生命保険料、地震保険料を申告することになります。
　その際に保険会社から発行される保険料控除証明書を添付する必要があります。
　また、配偶者の所得が規定の額よりも上回り配偶者控除の対象外となる場合は、
この申告書で配偶者特別控除を計算することになります。

④住宅借入金等特別控除申告書
　
　住宅ローンを利用している方で、ローン利用2年目からの方が提出する書類になります。
　初年度は年末調整時ではなく、直接税務署にて確定申告をする必要がありますのでご注意下さい。
　申告書には税務署からの証明書と、金融機関からのローン残高証明書を添付する必要があります。

以上、今年の年末調整の際に参考にして頂ければ幸いです。