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「年末調整」と「源泉徴収票」。
会社で単語は聞いたことがあるけど、
内容まではちょっと説明できないという方が多いようです。
なんとなく年末調整でお金がもどってくることは知っているけど、
理由がわからない方もいるのではないでしょうか?
ここでは、その仕組みについてご説明させて頂きます。
お勤めの方は毎年必ず関係してきますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
◆年末調整について
年末調整とは、その年に支払った所得税について、実際に支払った税金の額と、
支払うべきだった税額との差額を調整することです。
税金が課税されるのは、収入ではなくそこから必要経費と考えられる部分を控除した金額(所得)です。
さらに、保険料控除なども差し引いて課税する所得を算出します。
その所得に税率をかけて税額を出すわけですが、ぞの税額よりも実際は多く所得税を支払っていた場合は、
還付金として戻されます。また、不足している場合は追徴されます。
◆源泉徴収票
源泉徴収票は、給与や報酬から天引き(源泉徴収)されている所得税を証明する書類です。
この種類に記載されている所得税額が実際に支払った税額となりますので、
年末調整時に算出する、支払うべきだった税額との差額が戻ってくる金額となります。(還付金)
★年末調整できなかった場合は確定申告をしましょう。
年末調整をすることで、その年の税額が確定します。
年末調整できなかった場合は、忘れずに確定申告をする必要があります。
また、年末調整が完了している場合の源泉徴収票と未完了の源泉徴収票では、記載内容に違いあります。
年末調整が未完了の場合は、 源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」、
「所得控除の額の合計額」の部分が空欄になっています。
ぜひ、お手元の源泉徴収票をご確認頂ければと思います。