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手にグリグリとした丸いできものがあるあなた、それはガングリオンの可能性があります。
ガングリオンかな?と思ったら、まず一度病院を受診したほうがよいですね。
でも、病院といっても、まず何科に行ったらよいかわからない、という声もよく聞きます。
確かにガングリオンは皮膚のすぐ下にできて手で触れるので皮膚科のような気もするし、
何となく丸い腫瘤があると手術が必要な感じもあるから形成外科かな、という気もします。
いろいろ迷うところですが、この場合は、まず整形外科を受診してください。
なぜなら、ガングリオンは手にある関節や腱を包んでいる部分からできてくるものだからです。
さらに、ある程度サイズが大きくなったり、できた場所が悪かったりすると
神経障害をきたしたりすることもありますので、手の構造を熟知した整形外科が担当なのです。
整形外科に受診したからといって、必ずしも手術が必要というわけではありません。
時には何もしなくても自然に小さくなって消えてなくなることもありますし、
治療が必要な場合でも、まずは針を刺して中身を吸引したり、圧力を加えて押し潰すというところから始めます。
これらを何度も繰り返しても、どうしてもすぐにまた腫瘤が大きくなってしまったり、
神経や血管を圧迫して強い症状があるという場合にのみ、手術が検討されます。
手術が必要かもしれないとびくびくせずに、まずは手を専門とする整形外科を受診してみましょう。