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みなさん、失業給付の申請はしたことがあるでしょうか。
会社を辞めてハローワークに手続きに行くと失業給付がもらえるということは
聞いたことがあるかもしれません。
この失業給付の際に必要なのが離職票というで書類なのです。
この書類がなければ失業給付の手続きは行うことができません。
この離職票は働いていた会社から退職時に渡されるか、もしくは後日送付されてくるものなので
まずはこの離職票が届くのを待ちましょう。
1.離職票とはどんな書類?
離職票は離職票ⅠとⅡに分かれています。
手続きにはどちらも必要になります。
離職票Ⅱにはあなたの過去12か月分の給与が記されています。
この過去12カ月の給与を元にあなたの失業給付の金額が計算されます。
また離職票Ⅱの右下の方には離職の理由について書いてあります。
この理由によって失業給付の支払い開始日や支払い日数が変わってくる場合もあるので
間違いないか確認してみましょう。
2.なんで会社が発行するの?
離職票はあなたが会社を辞めたことを証明する書類です。
また、あなたの過去の賃金額を証明する内容でもあるために会社側の印鑑が必要な書類です。
辞めた社員自身が作成できる書類ではありません。
また、離職票を発行する義務が会社側にはあります。
届かないようであれば会社側に催促してみましょう。
3.失業給付の手続きはどんなふうに進むの?
会社から交付された離職票Ⅰ,Ⅱをもって最寄りのハローワークに行ってください。
あなたの住所の近くのハローワークです。この時に写真、公的に自分の身分を証明できるもの、
印鑑、自分名義の預金通帳などが必要になりますので忘れないようにしましょう。
そうしてハローワークで求職の申し込みをしたのちに失業給付の手続きが行われることなりますが、
まず初めに指定された日の説明会への参加が必要になります。
説明会にて雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を渡されます。
更に、後日指定された日に失業の認定を行うという流れになるので
失業給付が支払われるのはかなり後になります。
退職理由が自己都合であれば3か月の待機期間もあります。
失業給付をもらうつもりならば、離職票はできるだけ早くもらい、
できるだけ早くハローワークに手続きに行くのが良いですね。