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松本は江戸時代、六万石の城下町でした。そのため今でもJR松本駅から松本城まで歩くと、

昔ながらの建物や町並み、地割が残る場所があって、しかもどこも清潔に整備されており、

こうした城下町は全国にも中々無いのではといつも思っています。


そんな中でも女鳥羽川南岸にある中町通りの商店街は、今でもなまこ壁の土蔵が立ち並び、歴史ある風情を色濃く残して整備されています。

中町は江戸時代、商業でとても栄えた一角です。重要な建物も数多く造られていましたが、江戸末期・明治初期の大火で大変な被害がありました。そこで燃えにくい土蔵を川沿いに並べて建て、延焼を防げるようにしました。その街並みが現代まで残り、今では貴重な歴史的遺産になっています。

そんな街ですが、道路はとても綺麗に整備され、蔵も上手に補修・活用されています。昔ながらの地元のお店はもとより、素敵な蔵の雰囲気を生かしたカフェやバー、飲食店、雑貨屋がたくさんあります。
また地元松本の民芸・工芸品を扱うお店も多く、お茶をしつつのんびり見てまわると半日くらいあっという間に過ぎてしまうので困ったものです。松本城のついでに寄るはずが時間がとても過ぎてしまった事も1度や2度ならず…

お店の他にも、珍しい度量衡専門店跡をそのまま使った「はかり資料館」、酒蔵を改造した蔵シック館、毎週土曜に開催される朝市といった見どころがあります。また有名な「サイトウキネンフェスティバル」開催中は、生中継で屋外スクリーンコンサートも行われます。
松本郊外の温泉地も捨てがたいですが、1度は松本市街地に宿を取り、いつもと違った松本観光を楽しんでみたいものです。

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