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松本駅から松本城へ向かう途中、
千歳橋の辺りに来るとちょっと変わった通りに出会います。
女鳥羽川に沿う形で長屋風の建物が並ぶ一角、こちらがナワテ通り商店街です。
縄手という地名は、江戸時代に松本城の南堀があった頃、女鳥羽川との間の地形が縄のように狭かった事に由来します。明治?戦後と市の立つ活気ある通りでしたが、近年下町風に整備され、松本市の観光名所となりました。
商店街は同じような施設の中町通りと違って、狭い通りは歩行者天国。石畳の通りの左右にある建物には、昔からの本屋、八百屋、美容室のほか、和雑貨屋、古美術店、ガラス屋、カフェ、ベーカリー等様々なお店が並んでいます。歩行者天国なのでゆっくり見て周れるのが嬉しいです。タイ焼きやタコ焼きも売っていて、商店街のぶらり散歩のお供にピッタリです。
通りには屋根のある休憩所もあり、女鳥羽川を眺めながら一息つけます。屋根から誰でも使える「縄ざぶ」が下がっている様子がとても可愛いです。
そしてこの休憩所や商店街の入り口、通りの至る所にはカエルのオブジェや絵が目立ちます。カエル大明神というお社もあるほどです。これは昔、女鳥羽川に生息していたカジカガエルの復活も願って商店街のマスコット化としたということです。初夏にはカエル祭りも開催されます。
何といっても、入り口に居るカエル像「ガマ侍」のインパクトはすごくて、一見の価値ありです。
ナワテ通り商店街は、カエルの他にも「水辺の商店街」というコンセプトも打ち出しています。女鳥羽川の親水公園や、水辺のマルシェといった、河原と橋を活用した催しをおこなっています。ナイトバザールもおこなわれていて、お得なお値段でお酒を楽しめたりします。
ただの古い町並み再生ではなく、これからの商店街をどうしていくかをとても考えているのもこの商店街の魅力。訪れればその活気を感じるはずです。松本観光の予定に是非加えてみて下さい。