[コンプライアンスの基礎知識]TOPへ
スポンサードリンク
コンプライアンスに関するあらゆることを理解するにあたり、
まずは、コンプライアンスとは何か、その言葉の意味を正しく理解し、
更にコンプライアンスと言う言葉が使われるさまざまな場面、また、実質的な中身を正しく認識しましょう。
■コンプライアンスの語源と意味
「コンプライアンス」というビジネス用語の語源は、英語の “Compliance” です。
“Compliance” は一般的に、「命令や要求に従うこと、規則等の順守、準拠、従順、整合性など」を
意味するとされています。
これらの語句の意味合いを見ればわかりますように、コンプライアンスとは、
もともと何かに従うことを意味しているだけで、実際には、直接的、あるいは間接的に何ももたらしません。
そのためにコンプライアンスを知る際に、重要となるのは、
その言葉の意味を理解したうえで、本質的あるいは実質的な中身を正しく認識することなのです。
■日本でコンプライアンスと言う言葉の使用事例
日本国内でコンプライアンスと言うと、「法令遵守」、更に噛み砕くと
「企業が法律や理念に基づいた企業倫理を遵守すること」という意味で使うことが多く、
「ビジネスコンプライアンス」と言う表現をすることもあります。
会社が何か不祥事を起こして、マスコミなどで報道されると、
社長など役職付の方がお詫びする場面が出てきて、その会見中に、
コンプライアンスと言う言葉がたびたび出てきます。
各社、意味合いが必ずしも同じではありませんが、会社の信用が落ちると
たちまち倒産することもありえる時代ですから、
経営陣はコンプライアンスを会社の根幹に置いて大事にしたいと思うようです。