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ファイルを開こうと、保存しているファイルをダブルクリックしても、上手くファイルが開けない場合があります。
この際に、該当ファイルのアイコン表示が本来とは違ったり、「このファイルは開けません。」
というエラーメッセージが表示される場合は、拡張子に関連した原因が考えられます。
■Windowsは拡張子でアプリケーションを判断している
そもそも拡張子は、ファイル名に.(ドット)で区切られる形で付け加えられる、3文字ないしは4文字の英数字です。
Windowsは、この拡張子を確認することで、そのファイルはどのアプリケーションを使用して開くのか?を判断しています。
しかし、何かしらの原因で、ファイルの拡張子から起動するアプリケーションが判断できなかった場合に
「このファイルは開けません。」というエラーメッセージが表示されます。
■原因その① 拡張子が編集されてしまった
ファイルを変更する時に、うっかりと拡張子も編集してしまった時に
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」
とメッセージが表示されて「ドキッ!?」とした覚えありませんか?
このメッセージは、拡張子がユーザによって編集されたため、
正しいアプリケーションが判断できなくなる可能性があることを示しています。
このメッセージが表示された場合は、ファイル名の変更を一端キャンセルし、
再度ファイル名だけを編集し直しましょう。
■原因その② 適切なアプリケーションがインストールされていない
拡張子の中には、特定のアプリケーションが専用で使用するものもあります。
例えば、マイクロソフトのWordを使用したファイルの場合、.docや.docxという拡張子が付けられます。
このように、特定のアプリケーションが固有に使用する拡張子は、
そのアプリケーションがインストールされていないとWindowsは認識できないため、
未知の拡張子となってしまいます。
そのため、この場合も「このファイルは開けません。」というエラーメッセージが表示されます。
■対処方法は?
適切なアプリケーションがインストールされていない場合は、
アプリケーションをインストールすることで対応します。
一方、拡張子を編集してしまった場合は、改めてファイル名を編集する手順で
拡張子を元に戻すことで、正しくファイルを開けるようになります。
もしも、元の拡張子が分からなくなってしまった場合は、
ファイルの拡張子を調べることのできるアプリケーションを利用すると便利です。
現在さまざまなものが提供されていて、中には無料のものも多くあります。