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■拡張子の役割

拡張子とは、そのデータがどのような種類のデータで
どのアプリケーションで扱うことができるのかを示す目印で
ファイル名の後ろへ.(ドッド)へ続く形で記述される英数字の羅列です。


例えば、「abcd.txt」の場合であれば、「abcd」の部分がファイル名であり、
「.txt」の部分が拡張子となります。
WindowsのようなOSは、ファイルそれぞれにつけられている拡張子を手がかりに、
そのファイル用に表示するアイコンの絵柄や、そのファイルをダブルクリックした際に
ファイルを開くとともに起動するアプリケーションを決定しています。

■代表的な拡張子の例を以下に示します。
.doc Microsoft Word97~2003のファイル形式
.docx Microsoft Word2007以降のファイル形式
.xls Microsoft Excel97~2003のファイル形式
.xlsx Microsoft Excel2007以降のファイル形式
.txt 文字データのみのテキストファイル(プレーンテキスト)
.csv 一つ一つのデータを,(カンマ)で区切る形で並べられているテキストファイル
.pdf Adobe社の開発したPDF形式

■拡張子の文字数

拡張子の中には、3文字のものと4文字のものとがあります。
Windows3.1やMS-DOSのような古いOSの中には、
拡張子が3文字までしか扱えない仕様のものがありました。
そのため、「.jpeg」のように拡張子に4文字使用していたものに関しては
1文字分短縮して「.jpg」のような3文字の拡張子が作られました。

■拡張子は非表示になっていることが多い

このようにOSにとって重要な拡張子は、下手に編集してしまうと、
OSがそのデータを正しく扱えなくなる可能性があります。
そのため、Windowsでは拡張子部分を画面に表示させないような環境設定が設けてあり、
比較的新しいバージョンのWindowsでは、拡張子の非表示がデフォルト設定となっています。

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