Windowsのバージョン別普及率の中で最も多いシェアを占めるWindows7。

最新OSがWindows8.1までリリースされている現在でも、Windows7の利用率は、脅威の約70%を占めています。

特に、2014年４月にWindows　XPのサポートが終了して以降、Windows7の普及率は急増しました。

その圧倒的支持を誇るWindows7のサポートも2020年1月14日にサポート終了が決定しています。
それまでには、さらに新しいOSがリリースされることが予想できますが、サポートがセキュリティ上、
深刻な状況になるリスクがあるので、前もって新しいOSの活用を予定しておきたいですね。

サポートが終了したOSを使用するデメリットは、いくつかありますが、
中でも最も大きいのは、セキュリティ上の問題です。
サポート終了と同時に更新プログラムの配布も終了するので、
悪質なウィルス等サイバー攻撃から守るためのプログラム等も配布されなくなります。
特に年々、サイバー攻撃による被害も深刻化しているので、
サポートがないままパソコンを使用するのは非常に危険といえます。

種々のセキュリティソフトもサポート終了と同時に更新されなくなるので、
最新のウィルスなどに備えたセキュリティ対策ができなくなります。

またインターネットエクスプローラーやFlash Playerをはじめ、
利用が頻繁なアプリケーションソフトの最新版も対応外となるため、
アップデート不能になり、利用自体に制限がかかっていきます。

このようなことを、念頭に入れ、前もって新規OS（PC）への買い替え、
データ移行などサポート終了までに、万全な対応をしておきましょう。