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「タスク」という言葉はビジネスシーンで日常的に使われるようになりました。一般的にタスクとは
「プロジェクトを構成する具体的な作業群」を指します。
分解したタスクをそれぞれメンバーが担当することによって、プロジェクトが進行していきます。
それではビジネスの中でタスクとはどのような意味を持つのでしょうか。
ビジネスシーンとは異なりますが、あなたが発起人となり学園祭で模擬店を出すことになったと仮定してタスクまで分解していきましょう。
(1)工程に分ける
「学園祭で模擬店を出す」はプロジェクトのゴールとなりますが、抽象的で具体的な作業にはなりません。具体的な作業に分解するため、まずはこのゴールに対して時系列に工程を分けます。
◆計画策定・・・模擬店を出すための計画を立て、予算を組みます。
↓
◆準備・・・材料・器具を入手します。
↓
◆実施・・・いよいよ開店です。
(2)工程を作業単位(タスク)に細分化する
次に工程をメンバーに依頼出来る単位に分けます。例えば「計画策定」の工程であれば
・来店人数を予測し目標売上高を決める
・店の広さ、仕入量を決める
・協賛金を集める
・協力者を集める
などに分解します。
そして、現在のメンバーの人数と照らし合わせてタスクを並列化します。
来店人数を予測してから仕入量などを決めたいですが、協力者や協賛金集めは来店人数予測と並行して実施できそうですね。
もし、計画策定時にあなたの他にメンバーがいれば以下のように分担できます。
あなたのタスク:来店人数を予測し目標売上高を決める→店の広さ、仕入量を決める
Bさんのタスク:協力者を集める→D.協賛金を集める
上記のようにスケジュールを組んで並列で作業を実施すると時間の短縮が図れます。
このようにタスクとは時間と人的資源を最大限活用し、最良のパフォーマンスを引き出すのです。