自動車の購入や住宅の購入の際などに、

実印での捺印と印鑑証明書の提出を求められることがあります。

印鑑証明書は本人の印鑑であることを証明する重要な書類になります。

印鑑証明書を提出する場合、提出先から有効期限を提示されると思います。有効期限内に取得した証明書が有効となります。ここでは、証明書の有効期限についてご説明させて頂きます。

●印鑑証明書の有効期限

印鑑証明書自体には有効期限は設けられていません。いつ取得したものでも有効となります。
したがって、一般的に印鑑証明書の有効期限とは提出先が独自に決めている期限になります。

確かに提出を求めてくる側の立場で考えるとだいぶ前に取得した書類ですと、現在までの間
に住所の変更や印鑑の変更など、何か変化があったのではないかと不安になると思います。

そこで、それぞれに有効期限を設けて、比較的最近に取得した書類の提出を求めています。一般的には3か月以内に取得した印鑑証明書であれば、有効とする場合が多いようなので、有効期限の目安として覚えて頂ければと思います。

●印鑑証明書取得の際の注意

いつでも使用することができるように、何枚かまとめて取得したいところですが、有効期限の3か
月を過ぎてしまい使用できなくなる可能性もありますので、手間が増えますが、直近での必要部数のみの取得がよろしいかと思います。何枚か取得して自宅にストックしておくと、万が一悪用される可能性もありリスクが大きくなりますのであまりおすすめできません。