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・認定調査ってどんなこと聞かれるの?

認定調査が利用者の今後を決定づけてしまうといってよいほど重要なものです。

認定調査は、資格を持った調査員がマニュアルに従って利用対象者や家族等が日々の生活の中で

どのようなことで困っているのか、大変な思いをしているのかを具体的に聞き取るものです。

聞き取りのポイントは、主に①移動②食事③排泄④認知の3点です。


●移動~寝返りや起き上りはどのようにしているのか。起きた後の部屋の移動や、
外出の際の歩行や移動はどうしているのか。
車いすを利用している場合と普通に歩行できる場合は当然内容が異なります。
寝起きに伴う事柄~着替え等自分でできるのかどうか。

●食事~通常の食事を自分で食べることができているのかどうか。
嚥下はないのか。キザミ食かどうか。トロミ食かどうか。食事の制限があるのかどうか。
配膳や下膳はどうしているのか。

●排泄(大・小便)はどのようにしているのか。
普通にトイレでちゃんとできるのか誰かの手を借りているのか。おむつやしびんを使っているのかどうか。

●認知について
認知についてだけでなく、うつ的な状態がないだろうかとか精神状態についても具体的に聞かれます。

●認定調査の前に準備しておく。
打ち合わせをし、メモをしておく。
~特に独り暮らしの方は大変なことも無理してできると言いがちです。
調査員はほとんど女性なので、男性の方は見栄を張りがちです。
特に排泄関連のことは、相手が女性だと答えにくいこともあるので、
メモに書いて調査員に渡すのもよいでしょう。

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