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私は、はじめて妊娠出産を経験したのは、中小企業に勤めている時でした。
売上、仕入等から経理まで、コンピューター処理関係をほぼ一人でこなしていました。
勤続年数5年目に妊娠が発覚しました。
企業は、家族思いの経営者の方でしたので、妊娠初期から妊娠報告し、
皆さんから温かく見守って頂きながらの仕事でした。
つわりも空腹からつわりがはじまるタイプでしたので、おにぎりを仕事中に食べるなどして乗り切りました。
順調に仕事をしながら、マタニティ期をすごし産休は出産予定日1カ月前から取る事にしていました。
その間に後任の方にしっかりと引き継ぎをして、会社の混乱がないように努力しました。
産後は1年育児休暇をとり、その後復帰の予定を立て産休に入りました。
産休中の手当としては、健康保険から支給される出産手当金を頂きました。
出産手当金は、標準報酬日額×2/3×日数の計算で、産休をとった日数で計算されます。
支給されるのは、1~2カ月後だったと思います。
その後、無事に出産したのですが、想像以上に子供がよく泣く子でした。
夜泣きは1時間置き、30分かかってようやく寝たとゆっくりおろすと「ギャー」と目を覚ます。
昼も夜も関係なく泣き続け、心身ともにクタクタになってしまいました。
こんなはずじゃなかったのに…
仕事が大好きで、職場復帰を心待ちにしていましたが、母に相談してもこんなに泣く子は面倒見れないと断られ退職を考えるようになりました。その後いろいろ考えました。
このまま園に入れても仕事から帰って、家事もあり、夜も泣き続ける子供とうまく向き合えるか不安がありました。
そんな状態で、無理に仕事をはじめても自分は辛く、会社には迷惑をかけてしまうだけだと考えました。
そして退職を決断しました。職場に連絡を入れたのは、子供が8カ月くらいの時でした。
育児休業中は、育児休業給付金は頂かず、給与が支払われました。およそ通常の給与の6割頂いていました。
退職の連絡を入れた時点で退職となりましたので、退職金をわずかでしたが頂きました。
私の場合は、産休に入った時から私の後任の方がいました。仕事もテキパキとこなし会社としては、申し分ない方でした。
その方が引き続き仕事をしてくださると聞き会社に迷惑をかけることなく退職する事ができました。
しかし、約束していたのに自分から断念してしまい申し訳なかったと思う気持ちがいつまでも残りました。
出産してみないとわからないこともありますが、もし産休、育休後に退職を考えている方は、約束した会社に対して最善の方法で迷惑をかけないよう努めなければいけないと思います。