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高校によって体育際の目玉行事がいろいろとあると思います。
応援団の応援、選抜メンバーによるリレー競技、組体操、騎馬戦など。
私の通っていた高校では、「棒倒し」という種目が体育祭の伝統種目でした。
参加できるのは男子生徒のみ。
1~3年生が縦割りに分けられた団ごとに闘います。
ルールはシンプルで各チームが3メートルほどの長さの棒を持ち、
相手の棒を倒す攻撃と自分のチームの棒を守る守備メンバーに分かれます。
1チーム対1チームで対戦するため、各チームの陣営は校庭の二手に分かれます。
相手の棒を早く倒した側が勝利します。
棒の周りには隣同士がっちりと腕を組んだ生徒たちの円が幾重にも連なり、
棒が倒れないように守ります。
攻撃メンバーもスタート時は味方の陣営にいるため、
早く相手の棒に辿り着くために、足の早さが必要です。
また、たどりついても人の壁が棒までに幾重にもなっていること、その壁の前には棒に近づけないようにする守備メンバーがいるため、それを押しのける力強さ、
さらに人の壁の上に登りあがるための身軽さも必要です。
また、棒に辿り着けたとしても、その人数が一人では幾重にも守られているため、
簡単には倒れません。棒に辿り着ける人数が多ければ多いほど棒を倒せる力が増えます。
攻撃に人数を多く配置しすぎると、味方の陣営がアッという間にやられて棒が倒れて終了していまいます。
人数の配置という全体の駆け引き、個々のメンバー同士の駆け引きと、
数人での攻撃の駆け引きと力強さと共に見応えがありました。
危険と隣り合わせのため、見るほうもハラハラするですが、
外部からの見学者からの応援も一番盛り上がった種目でした。
また、この棒倒しをみるために体育祭を訪れる歴代の卒業生達もいるほどでした