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今では中学でダンスのクラスが必修だそうで、

子供の習い事で「ダンス」が人気でヒップホップなどのダンスも身近のようです。

しかし私の時代はそんなものは無く、初めてダンスのステップというものを

習ったのは高校の体育祭でした。


私の通った高校の体育祭では1~3年生まで大きく4つの団に分けられ、
さらに各団で4つほどのグループに分けられました。
その1つが「ダンス」だったのです。
ダンスのグループ内でさらに、小さなグループに分けられました。
そこに3年生の先輩が指導者としてつき、後輩へ指導していくという構成でした。

それまでダンスなどしたことの無い1年生は、まず振り付けの中に含まれている基本のステップから教えてもらいます。
指定の練習時間に校内のいたるところに小さなグループで集まり、横一列になり前に立つ先輩の動きを真似するところから始まります。

私達のグループの先輩達は普段はダンス部というわけではなく、普通の運動部や文化部の人達だったので、今思えば正しいステップを教えてもらったのかは定かではありません。
でも、先輩も私達も当時は真剣でした。
校内のあらゆるところで上履きが廊下を鳴らすキュッキュッキュッ音が体育祭当日まで鳴り響いていたのがとても懐かしいです。時間が惜しくて、10分休み、20分休みなどすべての時間を使って練習していました。

私の高校の体育祭は準備から全て3年生主導で行われていました。ダンスの場合は習い事でダンスを経験している人達を中心に振り付けや音楽を選定していましたので、3年生であっても全員がダンスが上手ではないことは1年生でもわかりました。
でも、そんなことは関係なく、基本のステップから徐々にダンス全体の振り付けを教えてもらって当日を迎えた時の感動は今でも忘れられません。

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