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北海道に住む祖母が昔「こわい」と言っていた時に、「怖い」という意味だと思って怖くなってしまったことがあります。


その時は北海道弁だとおもっていたのですが、「疲れる、疲れた」という意味で「こわい」と表現する方言は他にもあることが大人になってから知りました。

そこで、そもそも日本の各地では「疲れる、疲れた」というのをどういう風に表現するのかをおおざっぱに調べてみました。
すると結構広い範囲で「こわい」と表現する地域があって、勝手に北海道弁だと思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。

「こわい」と言う地域を大ざっぱにまとめると:北海道、茨城、栃木。
秋田や宮城も「こえ、こえー」と言う地域もあるようなのでここに含めます。
大きくみると関東以北で「こわい」と言う地域が多いようです。

「こわい」以外のエリアで、疲れた状態を表現する言葉で多かったのは「えらい」です。
ちなみに「えらい」と表現する地域は、静岡より西のエリアで四国の一部から本州は山口まで表現する地域があるようです。

では九州ではどうなのかというと、「きつい、きつか」などがでてきます。
同じ県内や地域でもあるので、一概に言えませんが、北から「こわい」、「えらい」「きつい」という表現のエリアがあるのがわかり、疲れたと表現している方が逆に少ない現実に驚いてしまいました。

「こわい」「えらい」「きつい」以外でおもしろいなぁと思った表現もご紹介します。
「えんがみる(福島)」、「なんぎー(新潟)」、「だれる(高知)」、そして沖縄の「クテータ」。
中でも沖縄は一番個性的ですね。他の表現は何となくわかるものもありますが、おもしろいです。

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