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ここ近年、夏に日本に最高気温を叩き出しているのは、
埼玉県の熊谷ですが、元祖暑い都道府県といえば京都。
2013年、京都では最高気温35度を超える日が連続して16日間もありました。
その中には、39度を記録した日もあります。京都という土地は、四方を山に囲まれているせいで、風が吹いて熱気が逃げる、というのが難しい土地なのです。
景観維持のため高い建築物がないので、昼間に外を歩くと、じりじりと照りつける太陽から避難できるような日陰もあまりありません。
【川の流れに涼を感じる“床”】
そんな暑い京都の夏の名物といえば通称「床」。
京都市内を南北に流れる鴨川沿いに夏の期間限定で現れる「納涼床」です。鴨川の上にせり出た形で作られるいわば「オープンテラス」。日が落ちた京都の町を眺めながら、川に吹く夜風に当たって、ほっと息を吐く…最近の床では、京料理だけではなく、イタリアンやフレンチ、創作料理の店など、選択肢が色々あります。
せっかく暑い盛りの京都に行ったのなら、地元の人々も愛する夏の風物詩を体験するのも面白いでしょう。
【目と舌で感じる涼しさ】
床に出かけて味わう涼もあれば、家で楽しめる涼もあります。それが「和菓子」。
京都は有名な和菓子さんが軒を連ねています。東京やその他の地方のデパートに進出している店舗も数多くありますので、知っている人も多いでしょう。
夏の和菓子屋さんには、食べる人の目と舌を涼ませる一品が並んでいます。みずみずしい麩饅頭や、竹筒に入った水ようかん、流水や盛夏の植物をかたどった上生菓子…その場で食べるだけでなく、お土産にも喜ばれる「あじわう涼」も探してみてください。