■防衛大学校の偏差値と難易度

防衛大学校の偏差値は理工学は５０後半、人文・社会は６０前半であり、おおよその目安としては
理工学が地方の国公立大、人文・社会学が東北大や北大などの旧帝国大学と同等の難易度と考えるといいです。

私立も含めると例えば法政大学の理工学部が偏差値５０後半で、
早稲田大学の教育や社会科学などは偏差値６０前半から後半と考えると
防衛大学校の偏差値は理工学ではMARCHと同レベル、人文・社会学では早稲田より少し下と考えられます。

ただし、正規合格者は５００名前後と募集定員よりかなり多く、実際には補欠合格の人も入学しているので
実質、入学に必要な偏差値は少し低いと言えるでしょう。

■防衛医科大学校の偏差値と難易度■

防衛医科大学校の看護学科については始まったばかりなので偏差値については未知数ですが
関東の看護学科と同レベルと考えられます。センター7割5分～8割ぐらいとれる実力が必要です。
医学科についてですが、偏差値は７０前後あり、東北大学医学部や北海道大学医学部に
受かるかどうかのレベルが必要です。

ただし、入試の時期的に国立の医学部志望者はもちろん東大の理１や理２志望、
京大工学部や理学部、東工大志望など医学部を目指さない人たちも力試しとして受けるので
正規合格者は２８０名前後と募集定員よりもかなり多く、また補欠合格者もかなり出るため、
入学偏差値は年度にもよりますが、若干低くなる傾向があります。