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倫理という言葉は、いろいろな意味にとらえることができ、また、曖昧な感じもします。
一言でこうだと言えないところがあり、かといって悪くなく、むしろ高尚なとても良いイメージを与えます。
企業が守るべき倫理とは何か、理解することは簡単ではありませんが、考えることが大切です。


■企業倫理とは何か。
倫理とは何か、古代ギリシャの哲学者たちは、倫理とは何か、議論したようです。
結果は明確ではないようですが、「倫理」の語源は、ギリシャ語の「Ethos」=エシックスとされています。
英語では「Ethics」=エトスと表し、ギリシャ語の「Ethos」から派生した言葉です。
英語で倫理を意味するエトスとは、日常の習慣を意味する言葉であり、これらのころから考えると、
倫理とは特別なことではなく、日常生活において、当たり前のことを淡々と日々こなしていくこと、
その延長上に正しい行いが習慣化してくるイメージともいえます。

■コンプライアンスと企業倫理の関係
倫理は日々の正しい行いの連続であるともいえます。
行いが正しいか、正しくないかを判断する基準は決して簡単に作れるものではありませんが、
少なくとも自分の意思でどちらの行動も起こせます。
倫理を守る、倫理から外れない、という言い方があるように、自分の意思で正しいことをしよう、
このようにな良い状態にしよう、すばらしい自分になろう、などとイメージをもち自ら行動することによって、
倫理を守っていこうとすることが必要となってきます。

これは個々人のみならず、企業においても同様です。
倫理をも守った企業になるためには、その企業に存在している社員一人ひとりが、
理想とするイメージや自分の意思で良い方向に動こうとすることで企業の倫理観が維持できるともいえます。

逆にこれがこうあってはならない、こうあるべきだ、とその個々人や企業が
置かれている状況を無視したものが倫理とするならば、それらはたちまちのうちに実現せず、破綻してしまいます。
必要なことは、個々人に置いても企業に置いても、各々が、自分の意思で正しいことをしようと思い、
それらを続けることで正しい行いが習慣化し、倫理が良い状態で維持できるということになります。

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