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外資系企業と初めてのミーティング。同席した外資系の社員ふたりは、こんなやり取りをしていました。
「では○○さん、これコンセンサス取っておいてね」
「はい、分かりました。確認しておきます」
コンセンサスをいう言葉を初めて聞いたあなたはびっくり、なんてことがビジネスシーンではおきます。
会社によって頻繁に使う用語は違いますが、最近では「コンセンサス」という言葉を多用する企業も増えました。
さて、「コンセンサス」という言葉はどのような意味を表しているのでしょうか?
コンセンサス(consensus)とは、
意見・証言などの一致、同意
の意味。英語では、たとえば、consensus of opinion(意見の一致)と使います。
つまり、ビジネス上で使われる「コンセンサス」とは、
「皆が意見に一致しているかどうか」を重視する場面で使われます。
先程の外資系企業社員の会話にあった「コンセンサス取っておいてね」は、
「皆が意見に同意しているかを確認しておいて」または「皆の同意を得ておいて」という意味なのです。
「コンセンサス」という言葉を会議中に使う場合の例文をいくつかあげてみましょう。
・「会議で出席者全員のコンセンサスを得た」
・「皆さんのコンセンサスを得たいのですが、いかがでしょうか?」
・「この案件を進める前に、○○部のコンセンサスを取っておいてください」
以上のように、コンセンサスとは、「皆の同意を得る」という意味で使います。