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ビジネス用語にはさまざまな言葉があります。
業界や企業の性質によっても頻繁に使う社内公用語のような言葉も多くありますが、
それが社会に浸透してどこの会社でも使うようになった言葉もあります。
「コンセンサスを得る」という言葉を耳にしたことはありますか?
もともとは外資系企業で多く使われていましたが、転職が多くなった昨今では、
言葉もさまざまなタイプの起業に流布して浸透する言葉となりました。
コンセンサス(consensus)は、ビジネスシーンでは「全員の意見を一致させる」という意味で使います。
たとえば、「○○の件で、コンセンサスを得る」という文章が意味するのは、
「○○の件について、全員から同意を得る」ということ。
(場合によって、全員の合意でなく、大多数の同意という場合もあります)
ビジネスでは、仕事に関わる人全員の賛成や合意がなければ、物事がなかなか上手く進みません。
そこで「コンセンサスを得る」必要があります。
「コンセンサス」という英語がビジネス社会に浸透したのは、次のような背景があります。
もともと外資系企業が多用していたものが日本企業に浸透していく過程の中で、
「コンセンサス」という言葉の持つ強いニュアンスが受け入れられたから。
日本語で「合意を得る」というよりも「コンセンサス」という言葉を使うと、
「全員に合意してもらい、全体的にうまく進めよう」という積極的なニュアンスが含まれるのです。