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Cookieは、有効・無効の切り替え以外にもいくつか設定をすることができます。
「ブラウザ(閲覧ソフト)やコンピュータを再起動するたびにCookieをリセットしたい」「Cookieを使った広告の追跡をやめるよう設定をしたい」
「今だけはCookieを保存しないでほしい」など、シチュエーションごとに設定すべき内容をご紹介します。
■ブラウザを終了・起動するたびにCookieをリセットする
この設定はほとんどのブラウザで利用することができます。設定画面から『終了時に閲覧の履歴を削除する』『ブラウザを終了するまでローカルデータを保存する』といった項目を設定します。使い方の一例ですが、共用のコンピュータ・ユーザで、「ログアウトをするのを忘れて…」という事故を減らすことができます。
■広告の追跡をやめさせる
最も単純な方法はCookieを無効にするか、上記の設定をしてCookieを長期間保存させないことですが、この他に大きく分けて2つあります。
i)Do Not Track機能を使う
これは「Cookieを使った閲覧情報の追跡をやめてほしい」ということを、WEBサイトの提供者にリクエストするものです。対応しているブラウザでは、「トラッキングの拒否を通知する」「Do Not Trackヘッダーを送信する」といった項目で設定できます。ただし、この機能を使ってリクエストをしても提供者には従う義務がないので、あまり実用的な機能とは言えません。
ii)広告会社の設定画面を利用する
広告会社の中には、広告の追跡の可否や蓄積された情報の削除などの設定画面を設けていることがあります。場合によっては、こうした設定画面がないか探してみると良いでしょう。
■+α プライベートブラウジングを使用する
これはCookieの設定とは別の話ですが、「普段はCookieを使用したいが、今回だけはブラウザにCookieなどの閲覧の履歴を残したくない」という場合は、プライベートブラウジング機能が適しています。主要ブラウザでは、「シークレットウィンドウを開く」「InPrivateブラウズ」「新しいプライベートウィンドウ」などといった項目から利用できます。この機能を使うと、そのウィンドウ内で記録されたCookie・閲覧履歴だけは、ウィンドウを閉じた時点で自動的に削除されます。これもまた使い方の一例ですが、共用のPCを使ってネットショップで家族の誕生日プレゼントを購入するときなどに使えるかもしれません。